上山市のまちづくりを景観から
今年の作業はニュー村尾のブロック塀と浅上餅屋のブロック塀を板塀化した。
板塀の上に絵を描く聚楽塀にした。
ニュー村尾の絵は村尾にある天皇陛下もお泊りになった貴賓室が末広、新春、観月、一楽、千鳥の5部屋がありそれぞれに贅を尽くした 日本画家の朝一圭鳳が描いたテーマの美術装飾が施されてある。
これをこの板塀にイメージ化し 月に鶴、千鳥、扇、雨ツバメ、千成ヒョウタンを画いた。この塀を「月待坂聚楽塀」と命名。また浅上餅屋の塀を「土門聚楽塀」と命名した。18年度に作った向えの塀も土門聚楽塀ということで向かい合っているので、区別のために便宜上こちらの塀に「Ⅱ」をつけさせてもらう。
協賛
山形県中心市街地まちづくり活性化支援事業と上山市城下町かみのやま景観づくりサポート事業の支援を受けさらに下記の企業団体から寄せられた協賛金によって賄われました。
ニュー村尾、浅上餅屋、月岡ホテル、商工観光部会、京谷工務店、長橋左官、かみのやま温泉旅館組合、東日本旅客鉄道株式会社かみのやま温泉駅、ホテル月の池、ホテルあづま屋、有馬館、上山城管理公社、新湯通り振興会、山元林業協同組合、材木栄屋旅館、(敬称略、順不同)
協力
金原昇、土屋義博、折鶴、フジ塗装、建築工房PAO。
完成までの足取り
9月3日 寄り合い(今年の取り組み)
9月10日、11日、17日 施工承認願い(管理者)
10月3日、11日 下地桟取り付け
10月18日 笠木取り付け 平板取り付け
10月23日 デザイン(ニュー村尾の離れ見学)
10月25日、11月1日平板取り付け
11月4日 萱刈り(武家屋敷保存用)
11月4日 平板取り付け、塗装
11月15日 中間笠木取り付け、押し縁取り付け
11月29日 塗装、絵描き
スナップ写真より
桟取り付けが始まる
不安定な足場に乗り桟取り付け
下地の桟もおおづめ
浅上餅屋の前も桟取り付け始まる。
鎧板張りが終わる。
押し縁と中間笠木の取り付け
押し縁も終わり中間笠木ももう少し
浅上餅屋の鎧板と笠木のトタンも完成。
塗装の2回目
みんなで2回目塗装
絵描きが始まる。原図を見ながら型紙をあてながら。。。
続いて親子三人で絵描き
お母さん千成ヒョウタンを画き中
長橋一家での絵描き
隊長も佐野さんも真剣そのもの
不安定な高い足場に乗り、芸術作品を完成させるべく奮闘。
足場の板がしなっています。同時に2人までですよ。。。
月に白鳥、千鳥の絵
千成ヒョウタン、月に白鳥、千鳥の絵
雨つばめ
扇、雨ツバメ、千成ヒョウタン
土門聚楽塀Ⅱには団子と餅と飲み物(お茶、コーヒー)を画く
絵描きも終わり実作業終了 全員で記念写真
完成記念式典より
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